« 安中市議会定例会 予算審査終わる。継続案件議案は否決(委員会で)に | トップページ | 茨木のり子詩集を読む。みんなで読む。好きな詩を読む。 »

2009年3月15日 (日)

デマンドバスの視察〔2〕飯綱町のシステムはちょっと違う。

9218_037_2  少し遅れましたが、デマンド交通の2件目、東御市の次に視察した飯綱町の例を紹介しましょう。飯綱町は、旧牟礼村と三水〔さみず〕村が合併してできた町で世帯は4,080、人口は12,716人(09年1月現在)の小さな山村です。国道18号と信越線と鳥居川が平行してわずかな平地を走り、それらを挟んで東西に斜面がひろがり、飯綱高原スキーリゾートとしても有名な高原との標高差は約500メートル、という山間地、長野駅から単線の信越線牟礼駅を降りると9218_026_2 駅前には何もない、しばらく歩くとようやく商店が見えてくる。そんな町の古い役場庁舎で話を聞きました。町では以前から乗り手もない路線バスに運行補助金を4000万円近く支出していましたが、06年6月、現状打開に向けて検討委員会が設置され、デマンドシステムが研究されてきました。しかし近隣市町村を視察してみて、あまりにも初期投資や年間の保守管理費がかかるということから、安曇野市、東御市などで採用している「NTT」方式ではなく、市民が電話予約した情報をパソコンのチップに記憶させ、デマンドバスに搭載のカーナビに挿入9218_033_2 し、その朝の運行地区を廻るシステムを採用し、必要経費を大幅に節約していました。初期投資額は東御市の約50%の1000万円、料金は一律300円〔中学生以上〕、5路線と夜間路線1、小型バス〔26人乗り〕1台、ワゴン車〔15人乗り〕3台、運行は07年10月ですが、その後の一年間で乗車人数が増え、運賃収入が35%アップ、利用者も便利になってよかったと喜ばれているようです。そのため町から出る公共交通の経費が約6%、250万円ですが軽減になったそうです。この新交通システムによって、公共交通空白区が無くなったと誇らしそうに9218_043_2 話していました。利用者の7~80%は、70歳以上の高齢者、そのうち80%が女性だと言うことです。ともかく、住民が喜んで利用して外出ができて元気になる。こんないいことはありません。今安中市でも検討中で、今年度中に試行運行をするようです。

写真上から①26人乗りバスの前で案内してくれた町の議員さんたち左の2人、②役場でビデオを見て話を聞く③アイバス〔デマンドバスの愛称〕の予約受付センター④牟礼駅に向かう商店街

|

« 安中市議会定例会 予算審査終わる。継続案件議案は否決(委員会で)に | トップページ | 茨木のり子詩集を読む。みんなで読む。好きな詩を読む。 »

市議会報告」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/508709/44359408

この記事へのトラックバック一覧です: デマンドバスの視察〔2〕飯綱町のシステムはちょっと違う。:

« 安中市議会定例会 予算審査終わる。継続案件議案は否決(委員会で)に | トップページ | 茨木のり子詩集を読む。みんなで読む。好きな詩を読む。 »