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2008年11月30日 (日)

映画「夕凪の街 桜の国」を観て新鮮で強烈なメッセージを感じた。

Hiroshima_summer_081_2 はるな生活協同組合(高崎中央病院)が主催した映画『夕凪の街 桜の国』を妻と二人で見てきました。何の事前知識もないまま見たのですが、これまでにない新鮮な『平和・反核』映画?の印象を受けました。「全体この街の人は不自然だ。誰もあのことを言わない。いまだにわけがわからない。」に始まり、やたらと過去と現在を行き来するフラッシュバックの技法を取り入れて過去のおぞましい惨劇の中で「自分だけ生き残ってしまっていいのだろうか?」という生きHiroshima_summer_073_2 残った被爆者の誰もが心の奥底に持っている感情を見る人に訴えています。私も35年ほど前、初めてヒロシマを訪れたときにヒバクシャの体験談を聞き、涙が溢れて仕方なかったのを覚えています。そしてこの種の映画ではじめてみたのが「銭湯の女湯のシーン」、あたりまえだけどあの当時生き残った人たちの多くは体のどこかにケロイドを持っていたはず。それを知りながらも、お互いに口にすれば「忌まわしい恐怖の日」を思い出さざるを得ない、だが現実は日常的にそれよりも優先する生活がある。この部分は女性作家しか描けないショットだと思いました。もちろん監督の意思もあったでしょうが。それに主人公の皆実が恋人と弟の姿を見ながら命が絶える場面の独り言、「嬉しい?10年たったけれど、原爆を落とした人は 私をみて『やった。また一人殺せた』とちゃんと思うてくれとる?」というせりふ。あまりにも女優の美しさとはギャップがあるこのせりふ、理不尽な戦争と無意味な原爆投下を逆説的な言葉で、痛烈に表現したところにこの作者、監督のすごいところがあるのでしょう。妻も夜勤明けで眠い、といっていましたが涙を拭きながら「久しぶりにいい映画だったよね」と感想を漏らしていました。ネットで調べてみたら原作はこうの史代さんの漫画だそうで、さっそく買って読んでみようかと思いました。皆さんも是非ごらんになってください。おすすめです(映画のロケに富岡市役所などが使われています。)※写真は原爆ドームを橋から見たもの、下は原爆資料館(06年)

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