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2008年10月

2008年10月30日 (木)

収穫の秋、去年よりちょっと豊作でした。

08 あっという間にもう10月も終わりになってしまいます。行政視察のために、書き込みが遅れています。20,21日と晴天を待って稲の収穫を行いました。稲が倒れてしまうと機械での刈り取りが困難になるので倒さないように、あまり肥料はしません。Photo_2081020_5のためか、今年は稲の株の分けつが悪くて、収穫は期待していませんでした.

でも刈ってみたら案外多くて、昨年は「いもち病」が発生したために収量も低かったので、昨年よりはいくらか余計に収穫できました。早速24日にはもみすりをして「新米」をおいしくいただきました。やはり豊作は、気持ちがいいものです。一年の苦労が吹っ飛びます。081024_2

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2008年10月25日 (土)

3人に一人以上が非正規職員!?これって、官製ワーキングプアー?

012_2 一般質問の最後は「職員の中の非正規職員の実態と待遇改善」を質問しました。質問のために資料を集めてみてびっくりしました。自治労などが出している統計によると全自治体労働者に占める非正規職員の割合は、約28%となっていますが、安中市では、行政嘱託、臨時、パート、アルバイトを含めると446人となり全職員、1,177人のなんと37.89%となっていることがわかりました。10人いれば4人弱が非正規職員ということになります。そしてこれらの人の待遇は、行政嘱託の報酬、一週間30~35時間で月額146,000円から170,000円となっていますが、保育園、学童保育指導員で働く人は、他の職員と同じに子どものクラス担任を受け持たされて、責任は同じで給料は2分の一、一日7時間で帰れるはずなのに運動会やお遊戯会等の準備、打ち合わせがあれば帰れない。 もっとひどいのは臨時職員、日給だと5,760円で月に14日が限度、82,000円しか働けない。しかたないので他の職場と掛けもちで、ダブルワークをこなしてがんばっているといいます。時間給のパートさん、臨時さんは720円~1,120円(看護師さんが最高)、合併前の松井田町では750円だったのが旧安中市は650円だったので、間を取って700円としたそうです。今年20円上がったのは「最低賃金」が引き上げされたからのようです。 まさに官製ワーキングプアーが生まれているのが実態のようです。 公務労働者は本来正職員で雇用されるのが原則です。時期的に多忙な業務、やむをえない緊急な仕事などの場合臨時雇用があるのですが、今は、3人に一人以上が日常的に非正規の公務労働をしているのです。この傾向は、1984年当時、全国の非正規職員が15・8%、640万人だったのが2007年には、33・3%、1,736万人と、25年間で1,132万人も増えているのです。これはちょうど「臨調行革」が始まったころと重なり、企業の人件費抑制策が大きな影響を与えています。 「仕事が同じならば権利も報酬も同じ」というのが欧米では普通です。公務労働者がこのような実態でいれば、民間企業ならなおさら、臨時や派遣労働者の使い捨てに向かうことは自明の理ではないでしょうか?ここにも日本版の「ルールなき資本主義」が垣間見えてくるようです。06,07年と年間の給与所得者のうちで、200万円以下の勤労者が1,000万人を超したと政府が発表しています。麻生新政権の閣僚の資産は平均で1億円以上だそうですが、こんな貧困と格差がますます拡大しているのが現実のようです。社会保険庁のでたらめ業務は別として、働くものがもっと誇りを持って働ける世の中にしたいものです。※写真は、ある保育園のお遊戯会での一こまです。「8.rtf」をダウンロード (詳しい一般質問はこちらで)

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2008年10月23日 (木)

全国一斉学力テストに疑問あり。序列化が始まる!

06_008_2  一般質問の2項目目は≪学力テスト(調査)≫についてでした。この全国一斉学力調査は昨年から始められたもので、全国の小6、中3年生全員が対象とされていますが、愛知県犬山市では、教育委員会の判断で参加を拒否しており、私立の学校では参加しない学校も多いようです。この学力テストが始まったきっかけは、OECD諸国が15歳の子どもたちに世界共通のテストを3年ごとに実施して、それぞれの国の評価を出しているPISAテストです。日本の子どもたちの読解力や応用能力、思考力などが試されるこのテストの結果で、世界の国々から遅れをとっているため、政治家の圧力が文科省を動かし、「もっと成績を上げろ!」ということで、急遽実施になったということです。「日教組が諸悪の根源だ!」といって5日で大臣をやめた方がおりましたが、同じような思いつきのようです。事実、それぞれの学校では独自に子どもたちの一人ひとりに目配りをしながら教師が、工夫して学力向上を目指してがんばっているのです。現場の教師に言わせれば、全国一律でテストをしていったい何の効果があるのか?と言う疑問の声があるのは当然です。教育は他人との競争ばかりでは成績は上がりません。実際、毎年世界一位の成果を挙げている北欧のフィンランドでは、少人数学級で子供同士がわからないところを教えあいながら成長しているといいます。学校では序列化のための「テスト」はないそうで、一人ひとりの人間はみんな違うのに、なぜ成績に順位をつけるのかわからない、といいます。テストテストで追いまくられる日本の子どもたちに体験させてやりたいものです。そのフィンランド国家が目指しているのは「教育とは人格の完成を目指し、平和的にしてしかも豊かな文化の創造を目指す教育を普及徹底しなければならない。」という、一昨年に、強行的に改悪されてしまう前の「日本の教育基本法」を目標にしているというのですから、日本の教育官僚や政治家たちは何を考えているのだろうか?わかりません。・・・というわけで、この学力テストには効果はありません、そして大阪の橋下知事のように、成績が悪かったのを府教委のせいにして「児童生徒の成績、結果を公表せよ!」と号令をかけました。いよいよ、全国の都道府県、市町村、学校ごとの序列化が始まり、子どもたちはますます教育産業の餌食にされていくことになるのでしょうか?このテストを実施するのに全国で66億円の費用がかかるといいます。子どもたちのことを考えるならばもっと別な使い道を考えるべきでしょう。安中市では、解答用紙に番号だけで子どもの氏名を書かせないことにしているようですが、「いっそ、参加しない、と文科省に言ってやったらどうですか!」と要求しておきました。※写真は子どもたちの獅子舞です。生き生きとした姿を見ることはうれしいものです。(06年の国衙獅子舞)

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2008年10月22日 (水)

小規模校にも良さがあります。無理な統廃合はいけません!

Photo_2 九月議会での一般質問を紹介します。1点目は、学校の統廃合について、少人数だと競争心がなくなり、社会に出て気後れが出てハンディになるとか、『競争原理』による子どものたくましさを強調したり、チームスポーツなどができないなどと言う理由で、一部議員の中には『町村合併の成果』として学校の統廃合を検討せよ!と言う意見がありますが、小規模校には小規模なりの良さがあり、私は、松井田町が50年余りにわたって、小学校7校、中学校4校を維持してきたことに誇りを持っている。と述べ、無理な統廃合はすべきでない。と主張しました。文科省では来年夏にも、統廃合に向けての『基準』をつくって公表するようですが、1973年の通達では『学校規模を重視するあまり、無理な統合は避ける』『小規模校として充実させたほうが好ましい場合がある』≪住民の理解と協力を得てすすめる≫といった見解を持っていました。(1960年代に全国で町村合併と共に大規模な学校統廃合が行われ、弊害も出ていたことが理由。)現在も、平成の大合併のなかで、全国でそれまでの6年間で3倍の速さで統廃合が進んでいます。(1990~2000年で年間77校、01~07年度で年251校が減少)、この理由は≪平成の大合併≫によるものが大きく、国のいわば教育リストラとも言えるものです。学校を維持するのは国の責任も大きく、地方交付税という交付金で存続をさせてきています。市では、07年度6億8700万円が必要額として計算されており、(07決算で小学校費、4億4400万円・中学校費2億8800万円支出)もし小学校1校がなくなれば、平均で2400万円、中学校では2000万円が減らされてしまうことになります。減らして得をするのは財務省、と国ですから、地方から減らすことは損をすることなのです。もちろんお金だけで子どもたちの教育を論ずることはできませんが。未来の国民への投資だと思えばこれ以上の予算をだして当然なのです。 小規模校では一クラス10人以下の学校が複式学級などで学んでいますが、もう20年ほど前、松井田町入牧小学校が≪廃校≫になりましたがそこの子どもたちはみな優秀な子どもたちで次々と東京の有名大学へと進学していきました。私は、①子どもにとってプラスかマイナスか?②地域で学校が無くなることで社会が壊れる。③保護者や関係者で十分の議論を重ね合意を得る。など慎重な検討を求め、無理な統廃合はしないように要求しました。※写真は小規模校の運動会、地域住民全体で盛り上げます。こんな風景にこそ本当の教育の姿があるように思えますね。

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2008年10月14日 (火)

時間給565万円。毒入り米は人間が、新米コシヒカリは牛と豚に!変な国?

081013_005_2 13日、市内で演説会を開きました。北関東比例ブロック予定候補者、酒井宏明さんを招いてのものでした。外は秋晴れの好天気、農家は取り入れに忙しく55人ほどの会になりました。始めに後援会長の萩原聡さん、続いて安中市議の桜井ひろ江議員、山口覚議員が議会の報告をしました。酒井さんは、アメリカ発の金融不安の問題で「東村山市では、社会福祉協議会が資産運用で、リーマンブラザーズの証券を買っていたら、この騒ぎで約1億円の損失を出しました。「貯蓄から投資へ」小泉さんが旗を振ったおかげでしょう。自民党が毎年削減している社会保障費は2,200億円。アメリカへの思いやり予算は毎年2,500億円。思いやるところが違うんではないでしょうか!」と力をこめて訴えました。私は最後にまとめのあいさつで2つのことを紹介しました。ひとつは今度の金融不安の原因は資本主義の限界にある。大体、カジノ経済の張本人たちが幾らの所得を得ているか?リーマンの最高経営責任者が79億900万円、ゴールドマン・サックスが81億920万円、サブプライムローンの元凶、カントリーワイドのトップは、なんと113億1240万円(いずれも07年)です。時間給では幾らになるか?市役所の臨時職員が720円です。稲作農家は197円しかなりません。こういう人は働きはしないのでしょうが、年間2000時間、と仮定すれば、なんと1時間で565万円にもな06rice_hervesting3_2 るのです。開いた口がふさがりません。  もうひとつは、コメの問題、東北では今、コメを牛のえさにするために酪農家と契約栽培しています。刈り取りの前にサイレージに加工したり、粉砕しています。最近、千葉県のある市では作りすぎて余ってしまったコシヒカリを800俵(48、000キロ)も豚のえさにまわしたと言うニュースがありました。 外国から無理に輸入した『毒入り米』を人間に食べさせておきながら、『国産の新米』を豚や牛に食べさせているこの国日本の『さかさま』政治の象徴ではないでしょうか。と話しました。これも行き詰った自公政権の結果でしょう。

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2008年10月10日 (金)

総選挙はいつになるのか?政治の中身を変えましょう!と宣伝しています。

08727_005_2  安倍さんに続いて福田首相も任期半ばで政権を投げ出してしまいました。自公政治の行き詰まりを象徴しています。何が行き詰った原因でしょうか?2つあるでしょう。まず第1は、小泉「構造改革」のほころびがあらゆるところにあらわれてきたということです。80%近い人気を誇って「自民党をぶっ壊す!」などといって、登場した小泉純一郎さんは、なんでも「規制緩和」、「官から民へ」を合言葉に、しゃにむにやったことと言えば、郵政民営化を始め、貯蓄から投資へ、金利を低く抑えたままで、国民に投機を進めました。企業には減税、官業を民間に払い下げ、若者は使い捨ての日雇い派遣で差別する、など優遇のしほうだい。おかげで日本の大企業はバブルの時代を超える空前の大もうけに、いっぽう国民は、社会保障費が増えすぎる!として2,200億円減らし続けた結果たどり着いた名案が「後期高齢者医療制度」、75歳になったら「医者にもかからずに早く墓場へ行ってください!」というもの、今日本中で一番元気なのは高齢者、そこを怒らせてしまったから大変。全国で、こんな「うばすて医療制度は廃止!!」との声が広がっています。それに拍車をかけたのが「宙に浮いた年金」、払った掛け金もきちんと管理しないでいて、とるものだけは問答無用の天引きでは、黙っていられませんよ。 若者の間には今「蟹工船」がブームになっています。79年前に、日本共産党員作家、小林多喜二が書いた小説の題名ですが、労働者が船に乗せられ休みもなく、低賃金で非人間的な働かせ方をしていた資本家に向かって、団結して立ち上がるのを書いた作品です。今の若者の現状は、まさに使い捨ての労働環境そのものだといわれています。96年施行の「労働者派遣法改正」が根源です。最初は専門職のみに限定されていたものが、99年から自由化、03年からは製造業にも広く規制緩和されたためです。15歳から24歳までの青年の2人に1人が非正規雇用、年収200万円以下では結婚もできません。しかし、今の若者も「こんな働かせ方はおかしいよ!」と声を上げ始めました。その他、農業、漁業、中小企業はもうやっていけない!、とストライキまで行いました。もうひとつは、アメリカ言いなりの政治姿勢です。9・11のテロ事件(アメリカ政府の自作自演という指摘もありますが)以後、テロとの戦い、イラク侵略戦争、アフガニスタン侵攻にいち早く賛成を表明したのが日本政府。日本国憲法には、「国際紛争を解決する手段としては武力を使わない!」と明記されています。まして軍隊の派兵など、するべきではありません。 戦争ではテロをなくすことはできません。戦後63年もたって全国に100箇所もの米軍基地があり、日本の税金で2000億円以上も思いやりの支援を続けている国は、世界190カ国のうちで日本だけなのです。 こんなことは、世界の政治の流れからみても異常なことばかりなのですが、アメリカという国を通してしか世界を見ることができない自公政権では、「国民の怒りや矛盾の解決方法が見出すことができないと言う」ことで行き詰るのも当然なのです。 デモ、福田さんは「いやになった!」で政権を投げ出せても、われわれ国民は「生活を投げ出すことはできない!」のです。と言うことで、解散総選挙になったら、「政治の中身を変える」日本共産党に御支援を!と街頭から話しています。(写真は、浅間の落日、08.7.27)

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2008年10月 3日 (金)

晩秋蚕の繭が収穫となりました。昨年よりはやや減産のようです。

08103_007_2  蚕の飼育は普通で年3回、春蚕、夏秋蚕それに晩秋蚕というのが一般的でした。でも中には桑園をたくさん持っていたり、労働力に余裕がある農家では、夏蚕、晩晩蚕と間を空けずに飼育していた家も多くありました。年に5回ともなるとそれこそ休むまもなく桑の収穫、蚕の世話などでおおわらわだったようです。20年度での松井田町の養蚕飼育農家はわずかに7戸になってしまったそうです。昭和40年代の最盛期には2000戸の飼育農家がいたことか08103_004_2 らすればまったく、隔世の感ありです。原因は、安い中国からの輸入繭、絹製品でした、それでも高級呉服には国産繭、生糸が欠かせないと言うことで、がんばっている農家がいるのです。高木さん(70歳)は、松井田町新堀353で、養蚕を続けて50年、近くで生糸生産の組合として全国唯一の「碓氷製糸」の理事としてもがんばっています。このほど、今年最後の繭の収穫がありました。品種は「小石丸」群馬県の開発品種で従来の品種よりも小粒で糸の細い繭で、着物以外にもさまざまな加工ができる品種です。ちなみに「御養蚕所」(皇居で皇08103_006_2 后が飼育している場所)でもこの品種が飼われているそうです。高木さんによれば、今年の気候のせいで桑の栄養分が足りなかったせいか、収穫量は去年よりは少なかったようです。繭の販売価格は、1キログラム約1,560円、ほとんどが国県の補助金だそうです。かつて最盛期の繭価は、1キログラム2,500円からしていたことを思えば、まさに生産原価を割って営まれている農業の典型ともいえると思います。「富岡製糸場」がユネスコの世界遺産に登録か、どうかなどと話題になっていますが「今生きて活動している養蚕の支援にももっと力を入れてほしいものです」さもないと、「かつてこの群馬県の西毛地域では、養蚕農家がたくさんあったそうです」などという「過去の歴史」になってしまいそうだから。

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